2009年10月26日月曜日

ク~ルな地球へ!京都アクション2009とは?

2009年12月、デンマーク・コペンハーゲンで開催される国際会議「COP15」では、12年前(1997年12月)京都で開かれたCOP3で決められた「京都議定書」をもとに、地球温暖化を防ぐための新たな国際的取り組みが決められようとしています。

世界中の科学者の知見を集めた、IPCC第4次報告書では、地球の温度上昇をプラス2度未満で食い止めるため、次のような取り組みが必要だと述べられています。
  • 2020年までに、先進国は温室効果ガスを1990年のレベルから少なくとも25%削減すること。
  • 2050年までに、地球上の温室効果ガスを1990年のレベルから50%以上削減するメドをつけること。
こうした取り組みを実現するため、COP15では、日本政府をはじめ世界各国が、大きな決断のもとに野心的な温室効果ガス削減目標を定め、その実現のために必要な行動や国際枠組みを決めることが必要です。COP15のゆくえは、地球と人類の未来に大きく関わるものであり、日本政府や世界各国に責任ある取り組みを求めて、私たち一人一人が声をあげる(世論)必要があります。

そのために、COP15の中盤、会議が重要な局面に向かうと思われる2009年12月12日(土)に、開催地であるデンマーク・コペンハーゲンをはじめ世界各地で「Global Day of Action」と題する大がかりなアクションが予定されています。これにあわせて、京都議定書の街・京都でも、COP15にむけて強いメッセージを送るため、市民参加のアクション「ク~ルな地球へ!京都アクション2009」を、趣旨に賛同するNGO、NPO、諸団体、市民によって実行委員会を組織し、開催と幅広い参加を呼びかけることにしたものです。